クロスプラットフォームなAzure Data StudioでグラフビューアとSandDanceを使う

クロスプラットフォームなAzure Data StudioでグラフビューアとSandDanceを使う

Clock Icon2021.08.09

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いわさです。

みなさん、SSMS(SQL Server Management Studio)は使っていますか。
SQL Serverを扱う方はおそらくみなさん使いますよね。

では、Windows以外でSQL Serverを扱う方はどうされてますか。
クロスプラットフォームな Azure Data Studio が便利ですよね。

Azure Data Studio

以前までSQL Operations Studioと呼ばれていました。
アップデートを繰り返すうちに Azure Data Studioという名称に変わっていました。

どのあたりがAzureなのかわからなかったですが、一応Azureアカウントとの統合機能はありました。

さて、このAzure Data Studioですが、クロスプラットフォームの簡易版SSMSと思われているかもしれませんが、SSMSにはなくてAzure Data Studioにはある機能があります。

グラフビューアという機能です。

また、Azure Data Studio は Visual Studio Codeのように拡張機能の追加が可能で、SandDanceを使用することが可能です。

本日はグラフビューアとSandDanceを使って、クエリ結果の可視化を行いました。

グラフビューア

グラフビューアはクエリ結果を数種類のグラフフォーマットを使って可視化を行うことが出来る機能です。
BIツールを使わずとも、その場ですぐにグラフ化が可能です。

円グラフ

棒グラフ

SandDance

SandDanceはMicrosoftによって開発されたOSSです。
先程のグラフビューアより、より高度な可視化を行うことが可能です。

Azure Data Studioだけでなく、PowerBI や Visual Studio Code でも利用が可能な拡張機能です。

Azure Data Studioでグラフビューアを表示すると、初回にインストールするかどうか尋ねられます。

インストール後は、クエリ結果欄のサイドメニューに起動ボタンが追加されます。

シンプルにクエリしたものをそのままSandDanceで表示してみました。

起動後にマッピングの設定カラムを選択するだけですぐに表示が可能です。

三次元な可視化も可能です。

設定項目が多く、使いこなせているとはとても言えませんが、単純なグラフの中でもどういった分布になっているかなど組み合わせて表示することができ、おもしろいなと思いました。

集計関数などで整えなくても使えます。
とりあえずクエリ流して、結果はSandDanceで集計しながらわかりやすく可視化するという使い方が可能です。

さいごに

「俺はSSMSだけだ、Azure Data Studioなんて使わない」というWindowsの人へ

あなたの知らない間に、いつの間にかインストールされてますよ。
知らなかったのですが、SSMSに同梱されているみたいですね今は。
もしまだ使ったことの無い方がいらっしゃったら、良ければ試しに使ってみてくださいね。

Azure Data Studioのグラフビューアの紹介をメインに最初考えていたのですが、SandDance使ってみると可視化の具合や機能など、とても優れていることに気づきました。
Visual Studio Codeでも使えるようなので活用していきたいです。

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